二代目うんちく

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お墓について、役に立つ小話を紹介! <VOL.1~10>

国産墓石と輸入墓石 ~メイドインジャパンの復活~(Vol.1)

近年、日本のものづくりは中国や東南アジアに押され流通形態を様変わりさせました。墓石店においても例外ではなく、8割以上が中国産墓石となっているのが現状です。ところがこのところ冷凍ギョウザ事件を始め様々な現状が中国不信を招き、「日本製」が見直されてきています。大手石材問屋によるとこの一年で国産石材の需要が3倍になったとのことです。一生に一度の大事業であり、先祖供養と我々家族の幸せを祈る場所「お墓」を国産の石で日本の職人さんに作って欲しいというご要望が増えています。歴史と伝統のある日本の石文化を今一度見直していただきたいと思います。
石屋さんに行かれたらちょっと工場をのぞいてみてください。お墓づくりにかける熱い魂が伝わってきますよ。

御影石のお墓はよみがえる ~ご先祖様もご満足~(Vol.2)

一般の方が御影石でお墓を作るようになって50年ぐらいがたちます。最近ではお父さんやおじいさんが御影石で建てたお墓を改修したいという方が増えています。
その際、最近では中国産の輸入墓石の普及で墓石の価格も以前より安価になっているため、建て替えをお考えの方も多いようです。しかし、もっと少ないご予算で御影石の地震による破損や経年による表面の劣化は現在の加工技術で新品同様によみがえるのです。ご先祖様がお作りになり、長年お参りされたお墓を是非よみがえらせてあげて下さい。ご先祖様はきっとお喜びになると思いますよ。

「お墓のお引越し」はできるの?(Vol.3)

近年、既存のお墓を山の上の旧墓所から自宅近くの新しい墓所へ移転したり、都会地への移転、奥様の実家のお墓をご主人の家のお墓の近くに移転したりする「お墓のお引越し」が増えています。生活形態の変化やお年寄りや体の不自由な方への配慮が大きな要因です。ご自宅の近くにご先祖様が居られればお墓参りもいつでも行けてとても良いことです。
ではどんな手続きが必要なのでしょうか。
お墓の石を動かすことは法律的な決まりはありませんが、魂を抜いて石材店に依頼して下さい。土の中に埋葬されているご先祖様(お骨)のお引越しは「改葬」と言い、我々のお引越しと同じような手続きが必要です。詳しくは役所もしくは石材店へおたずねください。

生前にお墓を建ててもいいの?(Vol.4)

生きているうちに建てるお墓のことを寿陵墓(じゅりょうばか)あるいは生前墓と呼びます。古来中国では、生前にお墓を建てることが長寿を授かる縁起の良いこととされており、秦の始皇帝や歴代の皇帝も寿陵墓を建てています。
最近では子供に負担をかけたくないとか、自分の入るお墓は自分で気に入ったものを作りたいという思いから寿陵墓を建てられる方が増えています。
そもそもお墓を建てることはお祝い事であり、ご先祖様と家族の幸せを祈る一生に一度の大切な空間づくりです。信頼できる石屋さんとじっくりと時間をかけ100年先にもよりどころとなるお墓づくりをしていきたいものです。

石屋さんはお墓を売るだけ?(Vol.5)

日本には石屋さんが約15000社あるといわれています。現在その石屋さんの80%以上が、中国で加工したお墓を建てているのが現状です。その中には、自社での加工設備も技術も持たず、石を仕入れて売るだけの石屋さんが沢山あります。
先日、テレビで国産の石の産地偽装問題が取り上げられました。韓国産石材を日本国産材と偽ってお墓を建てていました。小売業者は問屋の言うままに売っただけとコメントしています。
石の知識、宗教の知識、家族にとってのお墓の本質をまったく知らずに石を売るだけの「石販売屋」がたくさんいます。
一生に一度の大事業であり、先祖供養と我々家族の幸せを祈る場所「お墓」を国産の石で日本の職人さんに作って欲しいというご要望が増えています。歴史と伝統のある日本の石文化を今一度見直していただきたいと思います。
石屋さんに行かれたらちょっと工場をのぞいてみてください。お墓づくりにかける熱い魂が伝わってきますよ。

日本のお墓の発祥地は島根県の東出雲町(Vol.6)

日本最古の歴史書といわれる古事記ではイザナギはあの世に行ってしまったイザナミに会いたくて黄泉(よもつ)比良坂(ひらさか)(現 東出雲町平賀)に行きました。そこでイザナミの変わり果てた姿を見てしまいます。黄泉の国から追いかけてきた大勢の魔物達と格闘の末にイザナギは追い返し、そこに大きな石(千引(ちびき)石(いわ))でフタをしました。あの世とこの世を石で分けたことから、「日本のお墓の起源」といわれています。

お墓を通じてあの世とこの世が会話し、子供たちが生きることの大切さを学ぶ、神話はお墓がそんな場所であることを伝えているようです。
黄泉比良坂はどこかと諸説ありますが、東出雲町平賀に古事記に書かれている物語の由縁があります。弊社はこのようなお墓に縁深い地でお墓づくりが出来ることに誇りをもち、これからもお墓の大切さを伝えていくよう努力してまいるつもりです。

世界にひとつだけのお墓(Vol.7)

「自分の終の棲家は自分でつくる」「故人の人生をかたちに」「私だけのお墓を」といったデザイン墓碑を建立される方が増えています。6年前にオーストリアのウィーンでシューベルトやベートーベンの慰霊碑がある霊園に見学に行きました。さすがに芸術文化の国です。故人一人ひとりを偲び2つと同じお墓はありません。それぞれの個性を表現した様々なデザインのお墓が1000基以上建ち並んでいました。故人やご自身の長い人生を振り返り、様々な思い出やこだわりを永遠に眠るお墓で表現されるのです。終の棲家であり、天国での生活の出発である「お墓」。子供さんやお孫さんにいつもお参りしてもらえる世界にひとつだけのお墓が故人と家族を結びつけ、みんなの幸せをみまもり続けます。

お墓参りはひとづくり(Vol.8)

私たちが、この世に生きているのは誰のおかげでしょうか。親があり、お祖父さんお祖母さんがあり、ひいお祖父さんがあり、真にご先祖様のおかげです。そのご先祖様に感謝し、ご供養し、今生かされている家族の幸せをお祈りする場所がお墓なのです。社会生活の中での悩み、夢、反省をご先祖様の前で語りかけ、見えない力で勇気づけて頂ける場所がお墓です。人生の節目において自分の成長を見守ってくださるご先祖様に手を合わせ、我々人間は成長していくのです。

お墓づくりはここが大切(Vol.9)

お墓は何のためにつくるのでしょう?
故人を埋葬するため。死んだ人の家。お盆に参るため。みんなが建てるから。
人それぞれ、いろいろな考えをお持ちだと思います。
私たちが、この世に生きているのは誰のおかげでしょうか。親があり、お祖父さんお祖母さんがあり、ひいお祖父さんがあり、ご先祖様のおかげです。そのご先祖様に感謝し、ご供養し、今生かされている家族の幸せをお祈りする場所こそお墓なのです。あの世とこの世が心で通じ合う心のふるさと、そして、家族の幸せのシンボルとなるお墓づくりをしたいものです。お子様たちが日常的にお参りでき、生きることの大切さを学ぶ場所、思い出の家族と会える場所、そして末永くお孫様たちにも参ってもらえるそんなお墓づくりが大切なのです。
その想いがあれば、お墓を買うという気持ちにはならないはずです。大切な場所を石屋さんと一緒につくっていく、それが「お墓づくり」です。

お墓は四十九日法要までに建てなくてはいけないの?(Vol.10)

ご不幸があって四十九日法要までの間、葬儀、仏壇、墓地、墓石、行政手続き等の様々な業務があり、ご遺族の方にとっては物心共に非常に混乱されていることと思います。その中でもお墓に関しては普段日常では接する機会が少ない大きな買い物であり、多くの方が判断に困っておられると思います。
そもそもお墓は四十九日法要までに建てなくてはいけないのでしょうか。
近年、家墓(寄墓)を建てるようになってからは島根県出雲部を中心に四十九日法要までにお墓を建てる方が多いようですが、実はこのことは全国的にみても非常に珍しい文化です。ほとんどの地域では、先ずは四十九日法要で故人を浄土にお送りし、一周忌を目途にじっくりとお墓づくりをされているのが現状です。一生に一度の大切な大事業です。じっくりと納得のいくお墓づくりをしたいものです。